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観察研究 WJOG16822B (AMED全ゲノム)

観察研究WJOG16822B(AMED全ゲノム)

がん全ゲノム解析を用いた乳癌術前化学療法の最適化-pCR予測およびnon-pCRの新規Target探索-

フェーズ 観察研究
目標症例数 240例
登録期間 2023年12月~2025年12月
対象 術前化学療法を行う予定であるStageII-IIIのトリプルネガティブ乳がんまたはホルモン受容体陽性HER2陰性乳がん
外部リンク UMIN000051093

Point

尾崎 由記範
がん研究会有明病院
乳腺センター・乳腺内科
トリプルネガティブ乳癌およびホルモン受容体陽性HER2陰性乳癌のうち、再発高リスクの臨床病期II-IIIに対しては術前化学療法が標準的に行われます。しかし、術前化学療法の効果予測や、術後薬物療法の最適な治療選択については、まだ不明な点が多く残されています。乳癌の全ゲノム解析を行うことで、周術期薬物療法を最適化すること、また治療標的となりうる新たな分子を探索することを目的として実施しています。本試験は、日本医療研究開発機構(AMED)革新的がん医療実用化研究事業(令和5 年度) の研究開発課題名: 「全ゲノム情報等の高精度かつ迅速な患者還元および新たな創薬等の創出を通じた高度化がんプレシジョン医療の実践」の支援を受けています。