第III相WJOG14420L(REVOL858R trial)
EGFR遺伝子L858R変異陽性進行再発非扁平上皮非小細胞肺がんに対するエルロチニブ+ラムシルマブとオシメルチニブを比較する第III相臨床試験
フェーズ | 第III相 |
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目標症例数 | 230例 |
登録期間 | 2021年3月~2024年2月 |
対象 | 未治療EGFR 遺伝子変異陽性進行非扁平上皮非小細胞肺がんのうち、EGFR遺伝子のexon 21 L858R 変異陽性の患者さん |
外部リンク | jRCTs051200142 |
Point
- 原武 直紀
九州大学病院
消化器・総合外科(第2外科) - EGFR遺伝子変異陽性の非小細胞肺がんの標準治療は第3世代EGFR-TKI のオシメルチニブです。一方でEGFR L858R変異に対しては第1世代EGFR-TKI(エルロチニブ)と血管新生阻害薬(ラムシルマブ)による併用療法のメリットが大きい可能性がこれまでの臨床試験から考えられました。本試験はL858Rに対する同併用療法が標準治療として確立されうるか検証する、世界初のL858Rのみを対象とした第3相試験です。