第II相WJOG13920L(ORIHALCON)
EGFR遺伝子変異陽性非小細胞肺癌に対するオシメルチニブ単剤療法継続中の残存病変への地固め放射線療法のランダム化第II相試験
EGFR遺伝子変異陽性非小細胞肺癌に対するオシメルチニブ単剤療法継続中の残存病変への地固め放射線療法の有効性・安全性を検討する多施設共同、非盲検ランダム化第II相試験です。
フェーズ | 第II相 |
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目標症例数 | 76例 |
登録期間 | 2022年12月~2024年9月 |
対象 | オシメルチニブによる初回治療を実施中で、一定の基準を満たす残存病変を有する、EGFR遺伝子変異陽性非小細胞肺癌の患者さん |
外部リンク | jRCTs041220115 |
Point
- 高 遼
静岡県立静岡がんセンター
呼吸器内科 - オシメルチニブと他の薬剤の併用療法の臨床試験は数多く実施されていますが、放射線治療を組み合わせる試験はほとんど行われていません。この試験の結果によって、地固め放射線療法が進行EGFR遺伝子変異陽性非小細胞肺癌患者さんの新たな選択肢となる可能性があります。