臨床試験告知事項(公開臨床試験)

WJOG12219LTR

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1 研究課題
がん幹細胞系マーカー及びTumor mutation burdenと術後再発の関連性を評価する後ろ向き観察研究

2 研究の意義・目的
手術可能と診断されたII-IIIA期の非小細胞肺がんの方には手術による切除、その後術後補助化学療法を行います。一方でIV期やIII期の非小細胞肺がんの方の治療では人がもともと有する免疫力を利用した抗がん薬(抗体薬)である免疫チェックポイント阻害薬 (PD-1・PD-L1阻害薬)が標準治療の一部として使用されるようになってきています。また、免疫チェックポイント阻害剤の効果を予測するための様々な因子(バイオマーカー)の研究も広く行われています。
本臨床研究の目的は、手術可能病期の非小細胞肺がんにおいてがん幹細胞系マーカー(バイオマーカー)を解析することで将来のより良い治療方法の開発に役立てることにあります。

3 対象となる方
・過去に非小細胞肺がんII-IIIA期と診断され、WJOG4107試験に参加いただいた患者さん
・WJOG4107試験の際に保存された組織検体、DNA検体が使用可能な患者さん

4 研究期間
2020 年8 月3 日~2023 年12 月31 日

5 調査方法
本研究では、過去の臨床試験で得られた臨床情報・診療情報と保存された組織検体、DNA検体から測定される項目の関連性を統計学的手法により解析します。本研究で利用する検体は過去の臨床試験で採取・保存された残余組織検体、DNA検体であり、本試験に伴って新たに生じる身体への危険や不利益はありません。
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6 個人情報の保護
使用するデータは、患者さん個人が特定されない方法で情報を収集しています。患者さんのお名前・住所などの個人情報は一切使用いたしません。

7 研究からの除外希望
この研究に、ご自分あるいはご家族のデータ使用を望まれない場合、担当医もしくは「8 お問合わせ」までお申し出ください。

8 お問合せ
本研究に関する質問や確認のご依頼は、担当医または下記へお問い合わせください。
特定非営利活動法人 西日本がん研究機構 データセンター
TEL 06-6633-7400(代)
FAX 06-6633-7405
Email datacenter@wjog.jp